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2017年9月15日 (金)

ダイヤモンドプリンセス乗船記 3日目 台風接近 釜山入港

2017.9.15(金)

夜中に何度か目が覚めた。カーテンを開けたまま寝ているので、外が暗ければまた寝る。

0400くらいからTVを点けてうたた寝。0600起床。シャワー。

TVの船位情報チャンネルによれば、現在地は長崎市の北、佐伯と新上五島の間を航行中。島影が見えるので、視界に変化があって楽しい。

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風が前に回ってきた。それとともに揺れ方が変わってきた。たまに船体に波の当たるドスーンという音。パンチング(panting)だ。

強風で、船の後方に向かって波しぶきが流されてるのがわかる↓。

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今朝のNHK BS のニュースから台風の進路と航路の予想をしてみる。

この後、クルーズ最終日の18日までに一旦台風圏内に入るかもしれない。釜山を出て、鹿児島に向かってるときか。鹿児島出港してから台風に抜かれると思う。いまのところ予報円が大きいのでなんとも言えない。「台風に入る」と簡単に書いたが、台風に入るリスクがどれだけ大きいのかわからない。自分の船ならそんなコースは絶対取らない。18日までは絶対出航しない。しかしこれはクルーズ船だ、この船が18日に横浜に戻って、その夕方から別なコースのクルーズに出発しなくてはならない。18日を楽しみに大勢の乗客が横浜港の大桟橋にやってくる。

横浜を出発したときの台風の進路予測によれば、最終日の台風の中心が横浜だった。5日後の予報円はほぼ確実に外れるので、最終日の台風は横浜じゃないことは確かだ。

クルーズが、予定どおり今日の夜に釜山を出港したとしても明日16日の鹿児島入港は難しいと思う。船内アナウンスによれば、鹿児島港に寄るかどうかは、今日中に決めるらしい。これだけのお客の受け入れを考えると早めに決めざるを得ないのだろう。大型客船の入港は大勢の人に影響与える。

台風情報をもっと知りたいのだが、毎正時前のBSニュースでしか情報を得られない。陸にいればネット見放題なのだが、ここはネットから隔絶されている。接続できなくはないのだが高い。船内のネット接続は100分で$69。しかもだいぶ遅いらしい。$69あれば、二人で有料レストランに行って飲み物1杯飲めるくらいの金額だ。

台風はほとんど動いてなくて、日本からやや遠いので、BSのTVニュースの扱いが小さいので情報が少ない。

朝食は14Fのカフェ。ベーグルと卵料理。

食後、紅茶を飲みながら船内新聞のイベント情報を元に今日の計画をたてる。この広さのテーブルを自由に使えるのが助かる。

五島列島の影響を外れて、対馬海峡に入ったら海が荒れてきた。白波が大きくなってきて、波の頂上から筋を引いている。この海況は、もゲールだ。ビューフォート風力階級は8と思われ。

風力階級8の定義は「大波のやや小さいもの。波頭が砕けて水煙となり、泡は筋を引いて吹き流される」。風速17.2〜20.7m/s(41〜47ノット)。最大瞬間風速はこの倍くらいになることがあるから、最大瞬間風速40m/sくらいだ。波高は5メートルくらいか。数字を見るだけで恐ろしい。

揺れる。揺れる。大型船のどっしりした揺れ方で揺れる。

今日の計画をたて終わったので、荒れた海をみながら引き続き紅茶を飲む。

荒れる海の動画撮った。静止画では伝わらないものが動画だと伝わる。

https://youtu.be/fKNnAkmF3A0(なるべく大画面で見て欲しい)

プールサイドの寝椅子で一休み。揺れる。プールの水は抜いてある。水を入れたままだと、水が暴れてそこらじゅう水浸しになるからだと思う。

1030に鹿児島寄港キャンセルの船内アナウンスがあった。釜山港に泊まることになる。鹿児島港は「抜港」だ。釜山港で停滞だ。

船は、前方や後方、高いフロアのほうが揺れる。前方の最高階の客室は、ピザ屋の裏手になる。酔ってあの匂いがきたらたまらんだろうな。これは酔いに強い人じゃないと辛いかも。

理論的には重心付近が最も揺れないはずだが、経験としては、後ろのほうが揺れが少ない。後ろからの推進力があるためだ。小型船はそれが顕著だが、大型船は後ろでも揺れる。

しばらくして、対馬の影に入ったような感じ。うねりが少しおさまったように感じる。

アトリウムで絵画のオークション。いい絵があったので、オークションに参加しようとリクエストしたが、この絵の価格は13万円とのこと。それがオークションで8万2千円からスタート。リクエストはしたが、恥ずかしながら予算が5万円だったので、見送った。今思えば、額も送料も込みだったので絵そのものは5万円くらいだったか。少し競ってもよかったか。

オークションの様子↓。

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ダイヤモンドプリンセスには5つのダイニングルームがある。そのうちのダイニングひとつぶん使って、バッグやらTシャツやら装飾品などを大量に売っていた。なんでそんなものを船で買うか、と思うが、買い物そのものが楽しみということもある。お金をつかうのは娯楽でもある。外国人が着てるような日本の地名の入ったヘンなTシャツをたくさん売ってた。彼らが着てたああいうTシャツはここにあったのか。安かったけど買わないなー。趣味の悪さを楽しむ?

ランチ。ランチが用意されるのは、朝食と同じく1つのダイニングだけ。席も決まってなくて、ダイニングに到着順に詰め込まれる。当然のように相席なる。

食事が終わって部屋に戻ったら、釜山港が見えていた。といっても船は遅い。陸が見えてもなかなか進まない。ヨットよりは速いけど。

景色をより楽しもうとバルコニーに出てみたら、手すりが塩まみれ。相当な潮かぶったみたいだ。手すりだけじゃなくて船体全体が潮まみれだな、きっと。

釜山港から出て来た船とすれ違う↓。

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港外からタグが随行している。日本で随行してくれたタグより2回りくらい小さい。このタグのサイズではそうとう波に揉まれる。頑張って随行してくれている。

釜山港がだいぶ近づいてきた。

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防波堤が見えて来た。

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風が強い中、我らがダイヤモンドプリンセスは、みごとな操船で接岸。客船だから接岸が早い。ジャスト2時着岸。すごい。

客船の接岸マニューバーが早いのは、お客がみんな見てるからで、貨物船のようにジワリジワリとやってると、船をあまり知らないお客から「何やってるんだ」ってなるんだって。何かの本かテレビかラジオで聞いた。

だから客船はバウとスタンのスラスターがものすごく強力。貨物船のスラスターはバウとスタンに1基づつぐらいだし、タグに押してもらったりしてるけど、ダイヤモンドプリンセスはバウにもスタンにも3基づつ備えてる(三菱重工技報 Vo.l4, No.6(2004-11))より。合計6基のスラスターで真横への移動もかなりな速度で可能。

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今回のクルーズは、釜山に日帰りの予定でプランを提出してあったけど、1泊することになったので、乗客全員全員入国審査が必要になったそうだ。日帰りなら上陸する人だけでよかったらしい。そのため手続きに時間かかるようになったみたいだ。

我々は上陸するつもりだったので、いずれにせよ入国審査が必要。

整理券をもらいに6Fのダイニングに行く。長蛇の列。列は流れてはいる。我々の番号は41番だった。部屋に戻って待機。

ショアエクスカーション(予約制の上陸ツアー)の人たちを先に出すから、個人で上陸するような我々は後回しになっているようだ。

1550くらいに我々の番号が呼ばれた。接岸からほぼ2時間待ちだった。通常ならこの半分以下で上陸できるらしい。

4Fのギャングウェイから船外に出る。上陸。そこから少し歩いて、入国審査。

写真↓は船に戻るときに撮ったギャングウェイの様子。乗船口を入ったところはセキュリティが厳しく、撮影禁止。空港の保安検査場みたいな感じになってる。

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入国審査はパスポートを見せて、パスポートのコピーにスタンプ。パスポートのコピーを持ってくるように言われてたけどこうやって使うのか。なんでパスポート本体じゃなくてコピーにスタンプなのか不明。

入国審査出たらの土産物屋でもあるかと思ったが、何もない。そのまま待機して入るシャトルバスに乗る。両替所バスのようなものが来ていたが両替する人の長い列ができていたいので、両替はパスした。なので現地通貨の所持はない。一文無し。カードのみ。

写真↓右下のトラックが両替所。左下の青い看板が「釜山港インターナショナル パッセンジャー ターミナル2」。この看板入ると入出国審査のカウンターがある。この写真は船に戻ってきたときに撮ったから誰も並んでない。

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陸も台風の影響で強い風が吹いて入る。

シャトルバスに乗って国際市場へ。

ズラリと並んだシャトルバス↓。

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港から国際市場までの景色が福岡に似てた。

1620くらいに国際市場に到着。釜山のことについては何も調べてこなかったので、何もわからない。時間もないので国際市場の大通りを往復と枝道を往復してバスに戻る。韓国は言葉が全く読めないので異国情緒豊か。

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1700にバスに乗って、出国審査の建物を出て、パスポートのコピーを回収されるという話だったが、回収されなかった。明日もあるからか?

1720に帰船。

ディナーの身支度。着替えというより身支度。赤のニットのタイは結婚以来初めてしめた。

1800前のBSの台風情報を見てから、夕食。

いつものビバルディダイニングに行ったが、今日はオープンシーティングなので、別レストランでもよかったみたい。

オードブルにザリガニがあったので注文してみた。ザリガニには食材としてとても興味があった。今日初めてザリガニを食べた。大きさは冷凍むき海老(小)くらい。味は確かにエビではない。エビの形だけどカニ寄りな味。たしかにザリガニ。ザリエビではない。

1915まで食事。料理はゆっくり出てくる。お隣は母娘か。老いた母親と我々よりやや若いくらいの娘。娘さんに私が食べてるもの聞かれたけど、これはデザート。スフレを梨のなんとか。

今日のエンターティンメントのマジックはちゃんと見たいので、早めにシアターに。

早めに席取ったのに、後から目の前の席に座高の高い人が来た。

リングのマジックがとても不思議だったが、リングは見慣れてるから何か不思議なことが起こるんだろうな、という前提で見てしまう。それほど驚けなかった。体の切断マジックは、ネタわかっちゃった。入れ替えもわかった。テーブルが空中に浮くのはわからなかった。これは不思議だった。客席から舞台に上げられた子供の不自然な席替え。サクラと思われる状況証拠。など、いろんな意味でとても楽しめた。よかったよかった。

その後バーでダイアン吉日の落語を聞く。新作。英語と日本語を上手く混ぜていた。新鮮。仕草などは桂枝雀の筋だ。面白かった。

落語を聴きながらビール。女房は本日のカクテル。

船内をうろうろと散歩。まだ船内すべて回ったわけではないので、初めての場所もあった。探検楽しい。夜景綺麗。

明日(16日)の12時くらいまでに釜山を出港しないと18日の午前中に横浜に着かないだろうと思う。午前中だけでも上陸可にするんだろうか。それとも上陸不可にして、午前中早めに出港するんだろうかと明日のことを予想していた。

しかし、夜に届いた船内新聞「プリンセスパター」で明日の予定を見て驚き。明日は21時までギャングウェイ開いてる。これは横浜に定刻どころか、18日中には到着しないぞ。

シャワー浴びて日記書いて2230寝る。

船から釜山港の夜景↓。

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