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2006年12月13日 (水)

松本零士

著作権保護期間は延長(現行の50年から70年)すべきかどうかのシンポジウムが12月11日にあったそうだ。そのパネルディスカッションの松本零士のコメントにがっかりした。

70年という保護期間の根拠として、著作者の妻子とその子(孫)が最近は長生きするので、彼らが生きてるあいだは著作権が存続するように70年に延長しようというのだ。(妻は別としても、子や孫は大きくなったら自分で稼いで自分で食えと私は思うのだが)

ーーー以下 IT media の記事より引用ーーーー
この考え方について、司会を務めた中村伊知哉氏は、「なぜ著作権法で遺族の生活保障までしなくてはならないのか分からない」と根本的な問題を指摘した。「自分の死後、家族の生活を守りたいと思うのは、作家もそば屋やうどん屋の主人も同じ。作家の遺族は著作権法で保護されるが、そば屋・うどん屋の遺族を守ってくれる『そば屋法』や『うどん屋法』はない」と。

それに対して松本零士が「そばやうどんと一緒にしてもらっては困る。作家の作品は残るが、そばやうどんは私にも作れる」と反論した。
ーーー引用終わりーーーー

どうしたんだ松本零士。「男おいどん」のあの主人公の心意気はどこに行ったのだ。

松本零士、あなたは蕎麦屋の主人より上なのか?

作家の作品は作家が死んでも見ることができる。しかし、食べ物は、その作り手が死んだら終わりだ。その価値の大切さは、どちらが上ということはない。「男おいどん」が通ったラーメン屋の主人は、「おいどん」にとって唯一無二の存在ではなかったのか。

銀河鉄道の件で槇原敬之を訴えたのもどうかと思った。

だからといって松本零士の「男おいどん」や「戦記シリーズ」の価値が下がるものではない。(ヤマト以降の松本零士作品はハリウットの薄味映画のように感じていたのだが、なるほど納得。彼自身が変わっていたのだ)

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